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オンラインレッスンへ…
コロナウィルス流行に伴い、リトミックのレッスンは4月のレッスンは休講を決心。
こんな事になるなんて…と本当に心が折れそうになる決断でした。
ピアノのレッスンはどうしたらいいのか…?
情報をリサーチし、考えを張り巡らしました。
もう、手洗いとか消毒とかそんなレベルでの話ではなくなっているようにも感じた事と「ピアノのレッスンにくる(出かける)」ということが無くなれば外出が一回減り、感染リスクが減ることを考えたらやはり対面でのレッスンは厳しいかなと思うようになりました。
この頃から、SNSなどで拝見するピアノの先生方も一斉にオンラインの準備を始められた感じで、手探りの中この状況を乗り越えようとする大きな力を感じました。
もちろん私は、オンラインなんて未知の世界。
幸い 旦那さんがシステムエンジニアという事もあり、まずはお願いして二人でZoom体験会。
まずは私自身が体験するからスタート!
- オンラインレッスンだからこそできる事。
- オンラインだからしてみたいレッスン。
- オンラインでは難しい事。出来ない事。
- Zoomアプリの使用は無料の範囲で行うけれど通信料が発生する事、つまりWi-Fi環境がある程度整っている事。
- なぜ、制約があるなか休講ではなく、オンラインをしたいのか。
私の中ではっきりと形が見えてきたことで、保護者の皆様にお伝えしなければいけない事を整理して、保護者様、生徒さん向けにオンラインレッスンの体験会を急遽開催しました。
保護者の方々にも、いろいろとご不安もあった事と思いますが、皆さんのご賛同を得る事ができて4月よりオンラインレッスンに移行しています。
オンラインレッスンではできない事
まき音楽教室では、オンラインレッスンにZoomを使っています。
会議や講義形式にはとても有効だと思うのですが、音楽のレッスンのツールとしてはまだまだ使い勝手が悪いのが現状です。
1番には、音が悪い。
事前にわかってはいたのですが、予想以上によくなくて苦笑いするほどです。
そして、時差がある。
一緒に弾いてあげる事はおろか、カウントを取ってあげる事も生徒の演奏中にこちらから声をかける事も混乱させてしまうのでNGです。
という訳で、ピアノのレッスンとしては致命的なデメリットがあります。
ではオンラインレッスンで何をするのか
通常の教室にきてレッスンを受ける場合、「一生懸命練習してきた曲を時間いっぱい先生に聴いて欲しい」という気持ちが前に出ます。
実際、ほとんどの生徒さんが時間内に聴ききれない位たくさん練習をしてきてくれます。
弾きたい気持ちがいっぱいの子ども達にソルフェージュ的な時間を取りにくいという事があり、不定期にソルフェージュレッスンの時間枠を作ったりもしているのですが、なかなか進まない現状がありました。
オンラインで、音が聴き取れないならいっそこの機会に、ソルフェージュを進めればいい!!
これは最強ですね!
≪ソルフェージュとは≫
音楽の基礎全般。
ピアノの学習と並行して行われるべきもの。
音楽を理解して表現豊かに演奏するためにとても大切な勉強です。
≪ソルフェージュを学ぶとどんな効果があるの?≫
- 楽譜を正しく理解して演奏できるようになる
- 音楽的で表現豊かな演奏ができるようになる
- 読譜が早くなる
という訳で、オンラインになってからは、楽譜の読み取りからなど丁寧な読譜の仕方を伝えるようにして、この機会にいろんな曲にチャレンジしてみるのもいいかなと思っています。
でもやっぱりピアノ弾きたい!
音が悪くて時差があっても、やっぱり弾きたい子ども達。
そこで、オンラインレッスン期間に限りですが、動画を撮って送ってもいい事にしました。
アドバイスは、レッスンの時か動画でお返ししています。
先日…なんと1度に17曲弾いて送ってきた生徒さんがいました。
次々と鳴るLINEの着信音を聴きながら何が起こったのかとまずびっくり。
そして送られてきた動画の数をみてまたびっくり。
演奏動画をみてさらにびっくり。
はじめてのギロックから15曲
ブルクミュラーを2曲
じぶんで譜読みをしたものを送ってくれていました。
このパワーがすごい!
ピアノ大好き!楽しんでいる様子がいっぱい伝わってきて嬉しかったです。
みんなの動画をみながら「私にできる事はなんでもするぞ~~」とパワーが溢れてきます。
試行錯誤のオンラインレッスンも3クールめが終わりました。
今、教室は、ピアノのお教室というよりはむしろスタジオのようです。
スタートした頃はパソコン、iPhone iPadを使っていたのですが、思う所があって最近は下の写真のような感じです。
実際オンラインをスタートしてみると、いろいろと見えていなかったことがたくさん出てきました。
やってみる!!って大切ですね。
この続きはまた今度!!
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