お知らせ
 

レッスンで、弾けないからと言って怒ったことはない

練習してこないからといって怒ることもない

私も厳しく注意をする時は「態度」「向き合う姿勢」かもしれない…

* 先生への態度
* 親への態度
* 音楽に向かう態度

音楽教室に通ってるから音楽だけ上達すればそれでいいと思わない

ステキなおとなになって欲しいと思うから…

人間性がすべてスケートに現れるように、ピアノの音色からも、個性や想いが溢れ出る

「ステキな演奏だったね」

それは、スペシャルな演奏でなく、心を打つ真摯な全力の演奏

ピアノだってリトミックだって同じ

音楽を通して、生きる力を育ててあげたい

その気持ちは、教室をスタートした時から変わりません。

心からそう思っています

山田満知子コーチの言葉に共感して記事を抜粋しました。

ぜひお読みください。

 

浅田真央を育てたコーチが語る

「伸びる人・伸びない人の差」

はっきりいって、頭が悪いのはダメですね。

学校の勉強じゃないですよ。

1を言って10を知るじゃないけど、コーチがいま何を考えているかとか、きょうは何を練習したらいいかとか、こちらが何も言わなくても察することができる。

そういう勘がいい子が伸びますね。

私の場合、チャンピオンにするとか、メダリストにするとか、実はそれほど興味がないんです。

うちに習いに来て、3しか能力がない子を5とか7とかにすることはできても、もともと10の才能を持っている天才にはかなわない。

五輪に出てくる選手なんて、みんな天才ですよ。

その天才たちがさらに天才的に努力をして、やっとメダルに手が届くかどうか。

そういう厳しい世界です。

世界の頂点に立てるのは天才の中の超天才だけ。

たまたま伊藤みどりや浅田真央はなれましたけど、なれない人がほとんどなんですよ。

そりゃ私も2番より1番のほうがいいですよ。

でも、たとえ5番でも、みんなから

「あの子、いい子だったね」
「あの人の演技って素敵だったね」

と言われるスケーターがいいなと私は思います。

だってジャネット・リンだって3位ですよ。

誰も1位の人なんて覚えちゃいない(笑)

彼女のスケートのいろいろなシーンに人間性が出て、それがいつまでも私たちの心に残っているんです。

だから私はジャンプができないとか、スピンが下手とか、そういうことではまず怒らない。

礼儀とか躾のほうが多いかな。

反抗期の時、生意気だったり、先生にプンみたいな態度でいる子には「ちょっと待ったぁ!」と。

「私はあなたより年上で、しかも先生でしょう。
いまの受け答えはないでしょう」

とはっきり言います。

要するに生き方の注意のほうが多いですね。

みどりはハートの強さと優しさが混ざった演技をするスケーターでしたし、真央は素直で自然体の愛らしい演技をする子。

それってそのまま彼女たちの性格ですよ。

人間性が全部スケートに出ているんですね。

致知2006年4月号「根を養う」より
山田満知子

   

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