お勧めの本『子どもが育つ魔法の言葉』
これは家庭教育に生涯を捧げた教育家ドロシー・ロー・ノルト氏と家族療法を学んだ精神科医レイチャル・ハリス氏が書かれた著書です。
まだ子育て中だった頃。
多分…思春期のとても難しかった頃に出会った1冊だったと思います。
最近、この本の話題に出会う事が何回かあって、やっぱりベストセラーなんだなぁと思っていたところになんと息子夫婦の本棚でも発見!
新米ママとパパの興味を引く1冊だったんですね。
私もこの本にはずいぶん育児中にお世話になりました。
ママが気になって購入したようですが、きっとこの本を読みながら夫婦で会話をすることももあるでしょう。
「まさかその息子がこの本を読むとは…」と思わずクスっと笑いがこみ上げました。
うちの本棚にもあるよ~とお嫁ちゃんに見せてあげた事でした。
ピアノのレッスンでもリトミックのレッスンでも誉める事をとても大切にしています。
この本にも『認めてあげれば子どもは自分を好きになる』とあります。
誉める、認める。
とても大切だけど、わが子にはとても難しい事ですよね…
もっと!!という気持ちがあるせいでしょうか?
わが子への熱い想いは計り知れない位、大きいものです。
もし今、子育て中に戻れるなら「誉めて誉めて誉めまくって育てるぞ!!」と思うのですが、実際にそこに向き合ったとしたらきっと無理かな(笑)
誉めるというのが難しいのは国民性もあるのでしょうか?
謙遜の民族?
そもそも私たち親の世代が誉められて育っていないかもですね。
ピアノのレッスンを見守ってくださっているママに「すごいですよ~○○が上手にできましたね~」とお伝えしても、謙遜される方がとっても多いです。
親御さんの立場からすると、「いやいや…」といっぱい気になる事がおありだという事は重々わかりますが、子どもの前です。
この場は一緒に感動して認めてあげましょうよ!
誉められ慣れていない世代は、誉められるのも苦手なのかもしれないですね~
子ども達の「ママ大好き」の気持ちは格別です。
ママの力は偉大です。
以下、少しだけ抜粋しますね。
- 励ましてあげれば子どもは自身を持つようになる
- 誉めてあげれば子どもは明るい子に育つ
- 認めてあげれば子どもは自分が好きになる
- 守ってあげれば子どもは強い子に育つ
- 不安な気持ちで育てると子どもも不安になる
子育て中のころ「自分が愛されていると思う子は大きな挫折があっても乗り越えられる」と教えてもらったことがありました。
愛して育てた事に間違いはないけど、果たして子ども達にそこが伝わっていいるのかどうかと不安になった時、もう二人の息子は高校生の頃。
口に出して伝える事が大事とおっしゃるその方の言葉に「よし!」と気合をいれて、すっかり自分より背も高くなった息子たち相手に「愛してるよ」「好きだよ~」としばらく連呼して気持ち悪がられました(笑)
今振り返れば笑い話ですけど…
たくさんの山り谷ありを乗り越えて、親も強く鍛えられますね。
この本。
日めくりカレンダーもあるみたいでしたよ。
お勧めの1冊です。
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